こんにちわAGEです🐤
ICLは有益な自己投資の1つだと思います。
ICL (Implantable Contact Lens)とは眼内コンタクトレンズのことです。
<出典:医療法人社団 医新会より>
<出典:ICL研究会>
レーシックのように角膜を削るのではなく、
眼の中に眼内コンタクトレンズを移植する手術法のことになります。
1980年代に開発が行われた手術法でレーシックよりも歴史が古く、2010年に厚生労働省の承認を受けています。
私自身は視力が良い方なので必要ないのですが
妻の方は昔から目が悪いため「レーシックを受けたいけど・・・不安」だと言っていました。
そこで調べてみると世の中にはICLという手術法が普及していることを知り、
有益な自己投資の1つだと思いましたので、今回はその調べた内容をギュッと纏めてご紹介したいと思います。
このような方におススメ
・視力の悪い方
・ICLについて興味のある方
・自己投資の選択肢を広げたい方
それでは、Let's go!!
1. ICLが有益だと思う理由
2つあります。
1つ目は"目が見えることはQOL(生活の質)の向上に直結するから"です。
毎朝、毎晩のコンタクトレンズをつける、外す作業が不要になりますし、
旅行時などコンタクトレンズを持ち歩く必要がなく、荷物が減ります。
そして、地震などの緊急時に直ぐに行動できる利点があります。
2つ目は"経済的にお得だから"です。
妻の場合、コンタクトレンズ使用時の費用は以下になります。
・4,000円/月(1 dayコンタクトレンズ纏め買い 12,000円/3ヶ月)
・20,000円/5年(眼鏡の新調)
ICLの費用は約50万円(病院によって異なる)になりますので、
約10年で元がとれる計算になります。
現在、妻は30代なので、この先の人生を考えるとQOLが向上し、
経済的にもお得であれば充分検討に値すると考えています。
2. ICLのメリット
色々とメリットがありますが、特に重要だと思われるメリットを3つご紹介したいと思います。
① レーシックと異なり角膜を削らない
角膜を削りませんので、フラップトラブル(角膜を削ることで起こるトラブル)がありません。
そして、移植したレンズは取り出し可能(可逆性がある)です。
反対にレーシックは不可逆的な手術で角膜を元に戻すことはできない特徴があります。
② 手術後は手入れ不要
日々のメンテナンスは不要で、定期検査を受けるだけです。
コンタクト利用者にとっては夢の生活ではないでしょうか。
③ 術者はICL認定医
これは知らなかったのですが、
資格がいらないレーシック手術と違い、ICLは認定を受けた術者が行うそうです。
レーシックよりかは多少精神的に安心にはなりますが、
自分が受ける場合、手術件数が多い病院を選ぶと思います。
3. ICLのデメリット
① 費用が高め
病院によって異なりますが約50万円と言われています。
レーシックが10万円~と言われていますので、それと比較すると高めになります。
確定申告の高額医療費控除で申請すれば多少は返ってきますが、
先ほどは計算しやすいように50万円で計算しました。("経済的のお得だから"の項目を参照)
② 感染症のリスク
約1/6000 と非常に低い確率ではありますが、存在します。
内眼手術なのでレーシック以上に術前後の点眼薬や生活制限を守る必要あります。
③ 角膜内皮細胞数の減少
角膜を透明に保つ細胞の数に着目します。
20~30歳の正常範囲は 2,800~3,000となっており、手術時に平均約3%の内皮細胞の減少がみられますが、
その後は安定傾向だと言われています。
実際の数値データになります。
加齢に伴い数%減少していきますが、ICLを入れたことによる急激な細胞減少は見られません。
長期安定については、年数の経った実績が少ないのでまだ何とも言えないと思います。
<出典:山王病院アイセンター(眼科)より>
4. まとめ
ICLは最高の自己投資の1つだと思います。
- 目が見えることはQOL(生活の質)の向上に直結するから
- 経済的にお得だから
コロナ禍で移動しにくい状況ですが、
病院を調べて、検討してみたいと思います。
それでわ。