こんにちわ、あひるです🐤
夫婦仲、恋人仲、あなたは上手くいっていますか?
多少イライラする時もあるけれど、仲は良い方かなって人が多いのではないでしょうか。
私も同じで、特段大きなケンカもなく、結婚7年目になります。
ですが、私の知り合いの結婚2年目の夫婦はケンカが絶えません。
ケンカするほど仲が良いと昔から言いますが、できればケンカはしたくありません。
そんなケンカばかりの夫婦が気になり、手に取ったのが今回ご紹介する「不機嫌な妻、無関心な夫」でした。
本書ではうまくいっている夫婦の話し方をメインに書かれていますが、
先に相手との距離感、考え方を改めるところから始まります。
そのベースが改められれば話し方も変えることができますので、
今回はその点をAGE的にギュッと纏めた内容をご紹介したいと思います。
まだ結婚していない方々にも非常にタメになる内容ですので最後まで読んでいただけると幸いです。
それでわ、Let's go!!
1. パートナーは他人
いきなりですが、パートナーは家族ではなく、他人と思うことが大切です。
そのように感じてしまいますが、この考えがないためにケンカに発展してしまいます。
「コーヒー飲む?」
「いらない・・・」
ごくごく普通の夫婦の会話です。
ですが、言ってくれた相手がパートナーではなく、友人や同僚だったらどうでしょうか?
常識ある人であれば、感謝の一言を添えるはずです。
「ありがとう、でも、今はいいや」
何故、このようなことが起こるのでしょうか?
それは、パートナーを「家族」と思っているからです。
「家族 = 甘え、依存」
結婚して夫婦になったパートナーは無条件で許してくれる親でも、"あうん"の呼吸で通じ合うきょうだいでもありません。
夫婦は他人ですので、パートナーをきちんと他人として敬い、気遣うことが大切です。
他人と一括りにしてもイメージが掴みにくいですので、
次に具体的な他人像を3つご紹介します。
パートナーは同居人
ある日、リビングが散らかったままになっていた時、パートナーに対して「だらしないな」と思い、イラっとしたことありませんか?
ですが、パートナーをシェアハウスの仲間=同居人 と思うといかがでしょうか?
「マナーがなっていないだけだな」と思えてくると思います。
すると、シェアハウスの仲間に対して「なんでこんなに散らかすんだよ!」と感情をあらわにしないはずです。
「リビングは片づけておくルールだったよね?」などと言いますよね。
基本的にシェアハウスには居住者同士が気持ちよく過ごすための決まりがあります。
風呂・トイレの掃除は当番制などのルール、夜中に騒がない、挨拶をするなどのマナーもあります。
夫婦にも、夫婦ならではのルールやマナーがあるでしょうし、あるべきです。
夫婦だから何をしてもいい、何を言ってもいいわけではありません。
むしろ夫婦だからこそ、言動にはきをつけなければなりません。
ポイント
夫婦はシェアハウスの仲間。マナーは守りましょう
パートナーはビジネスパートナー
夫婦には24時間、365日、様々な課題や問題が降り注ぎます。
育休、産休、転職、病気、親の介護・・・
そのような課題、問題を協力し、乗り越えていかなければいけませんので、
パートナーは一緒に起業するビジネスパートナーと置き換えることができます。
まず、そんな二人にとって何よりも大切なのは報告・連絡・相談。いわゆる「報連相」です。
情報共有がうまくいっていないチームはすぐにつぶれます。
そして、一応の担当はあってもふたりで責任を持つことも大切です。
ベンチャー企業は一人で経理、営業、戦略など様々行う必要があります。
そこに他者の業務という考えはありません。
家庭も同じで家事・育児などの原則は「すべてふたりで責任を持つ」ことになります。
「誰でも時の読み書きができたほうがいい」のと同じレベルのことであり、妻も夫も、すべてのことについて最低限はできるようにしておくことが大切です。
「できません、わかりません」では、いざというとき頼りにならなさすぎます。
ポイント
パートナーはビジネスパートナー。報連相を怠らない。分担はしても、責任は共同
パートナーは恋人
「ありがとう」
「大好き」
パートナーに対して、これらの言葉をきちんと口に出して言えていますか?
私もまだまだ言えていないのですが、「ありがとう」は積極的に言うようにしています。
ポジティブな気持ちは常にパートナーに伝えておくことが大切です。
「伝わっているはず」という思い込みはNGです。
なぜ、気持ちを常に伝えておく必要があるのでしょうか?
それは、正論だらけのマイホームは息が詰まるからです。
夫婦間でもルールやマナー、報連相が大切だとお伝えしましたが、これを突き詰めると本当にドライな関係になってしまいます。
ギスギスした敵対関係ではなく仲良しであることをお互いアピールし合うのは、無用な争いをさけるための必要なコミュニケーションです。
野生のライオンでもやっていることです。
「いまさら」と思う人もいると思いますが、まず行動してみましょう。
自分が変わらなければ、現状は何も変わりません。
恥ずかしいという気持ちは二の次です。
そして、このようなエピソードがあります。
ある夫婦は毎晩寝る前にお互い「今日もありがとう。大好きだよ」と必ず言っていて、とても仲が良かったそうです。
ところがある日の朝、夫が突然死してしまいました。
妻は長く悲しみに暮れていましたが、後に次のように言ったといいます。
「あの日の晩も、私は夫に『ありがとう、大好きだよ』と言って寝た。私の気持ちは伝えられたから、その点では後悔はないの」
ポイント
夫婦は恋人。愛情表現を忘れない
2. 結婚相手はどんな人が良いのか?
現在付き合っている人が結婚相手にふさわしいのか?
将来どんな人と結婚したいか?
ルックス、経済力、趣味・・・等いろいろあると思いますが、内面に目を向けた時、よく言われるのが価値観が合う人(近い人)と言われます。
その答えは✖です。
たしかに価値観の合う人なら一緒にいてラクだし、楽しいと思います。
ですが、価値観が似ているからこそ、些細な違いが許せなくなった、だから離婚したいという夫婦もたくさんいます。
答えは報連相です。
価値観が違ったときにきちんと話し合えないから、うまくいかなくなります。
例えば、アウトドア派の夫、インドア派の妻の価値観の違う夫婦がいたとします。
「今度の日曜日は山に登りたいな」
「私は家で本を読みたいな」
双方の意見が分かれても、話し合いをして別行動にしようとなれば一件落着です。
「たまには一緒に山にいこうよ。山の頂上での読書もいいよ」
「たしかに・・・じゃあ、行ってみようかな」
と言った平穏な展開になる可能性もあります。
「私は家で読書がしたい。あなたにも家にいてもらいたい」
「いや、俺は山へ行く」
と宣言すれば決裂。
「山へ行きたいんだけど・・・」
「なんでそんな危険なところへ行くの?家族のことをどう思っているの?」
と話しがそれれば、また決裂。
ちゃんと話ができていないからこそ、お互いが納得し合える着地点を見つけることができていません。
たとえ一生懸命話し合った結果「一緒にいるのは難しいね」とお互いが思えれば離婚できます。
夫婦はどこまで行っても話し合うことが大切です。
ポイント
話せる人と結婚する。話し合えるふたりならうまくいく
3. まとめ
パートナーは他人と思い、敬う。
そうすることで、言動が変わってくる。
そして、些細なことも話し合い、価値観のズレを埋め合わせる。
4. あひるの感想
他家庭をきっかけに読んだ本でしたが、大変参考になりました。
序盤に「パートナーを他人と思え」と言われた時は「何を言っているだ?」と不思議で仕方がなかったのですが、
確かに自分の子どもであれば何をしても許してしまう無条件な愛であるのに対し、
妻に対しては大人として接している状況だったので、「他人と思え」の考えがしっくりきました。
うちの夫婦は価値観は近いと思うのですが、お金の話になると少しズレが出てきますので、
そこは定期的に打ち合わせの場を設けてお互いが納得する方向に持っていっています。
話し合える夫婦がうまくいく、これを肝に銘じてこれからも楽しく生活を送っていきたいと思います。
それでわ。