こんにちわ、あひる(@age_age_apple)です。
データサイエンティスト職になるには取得しておいた方が良い資格「統計検定2級」。
そこで本記事では私が統計検定2級に合格した時の勉強方法をご紹介します。
私はこのやり方で7割正解で合格しました(CBT方式_2022年11月)。
最後にCBT方式の注意点も書いておりますので、皆さんのご参考になれば幸いです。
① 統検検定2級に使った勉強時間
私が統計検定2級に合格に使った勉強時間は、合計で300~400時間ぐらいとなります。
土日は基本やらず、平日1時間のみでした。
期間としては約5ヶ月かかり、試験まで1ヶ月切ったタイミングで土日もやるようになりましたが、のんびり平日コースでコツコツやっていった感じです。
半年間ぐらいで合格しようと勝手に思っていたので、そのようなペースで勉強していました。
私は理系出身ですが、微分積分、確率などの知識は忘れてしまっていたため、数学の復習から必要でした。
久々にΣを書いたって感じですw
難しい問題まで解ける必要はありませんが、単純な微積分が解ける程度にはなっておく必要があります。
② 統計検定2級に合格した時の勉強方法
勉強方法はやたすさん(@hayatasuuu)のこちらの記事をベースにして自分なりにアレンジを加えて勉強しました。
- 統計WEBを一通り読み・練習問題を解く
- 過去問を1回分解いてみる
- 統計WEBを読み直し・練習問題を解く
- 過去問を繰り返し解く(1回分だけやらない)
- 試験1~2週間前にとっておいた過去問1回分を実施
- とけたろうチャンネルを視聴
- 4と6の繰り返し
ペースは以下となります。
❶❷:2ヶ月
❸:1ヶ月
❹:1ヶ月
❺~❼:1ヶ月
❶ 統計WEBを一通り読み・練習問題を解く
時間が一番かかったのは基礎知識をインプットするステップです。
「言っている意味が全然分からない」事もありましたので、一番挫折してしまうステップかなと思いました。
大事なことはとりあえず統検WEBを1週させて小さな達成感を感じる事だと思います。
ちなみに私は1日最低1単元は終わらせる様にしていました。
参考書は購入せず統検WEBを参考書代わりに使用していました。
❷ 過去問を1回分解いてみる
好きな年月の過去問を選んで解いてみます。
目的としては、今の自分の実力把握と実際の問題形式を体験しておくためです。
個人的にオススメの年は2018年ぐらいの問題が良いかなと思います。
何となくですが、最近の問題は難易度が上がっている様に感じており、出来れば実力がついてきたタイミングで解いてみた方が良いかと思います。
この時点で私は3割ぐらいでした(^^;;
問題文の意味が分からず「この数ヶ月勉強したのは何だったんだ?」と絶望した記憶があります。
ですが、大丈夫。こんな私でも合格出来ましたw
ちなみに私はこちらの過去問を使用しました。
繰り返し過去問を解く前提なので、色々と書き込める書籍がおすすめです。
過去問に解説はあるのですが「何でこうなるの?」と思う事も多く、私は統検WEBの過去問解説を基本参考にしていました。
電卓も必須となり、試験会場に持ち込めない電卓もありますので、この時点で準備しておくようにしましょう。
ちなみに私はこちらの電卓を準備しました。
試験当日もこちらの電卓を使用することとなるので、今後の戦友となるヤツですw
少し大きめの方が使い易いかなと思います。
❸ 統計WEBを読み直し・練習問題を解く
1週目の時よりペース早く進めることが出来ると思います。
「ここ過去問に出ていた」と発見もあり、問題によっては特に集中して理解する事が出来ます。
理解出来ているところは早く、理解不足なところは時間をかけてと、濃淡つけて学習していました。
完璧に理解出来なくても、とりあえず2週目を完走させることが重要です。
完璧は正直無理と割り切りましょう!
❹ 過去問を繰り返し解く(1回分だけやらない)
最近の過去問1回分だけ残して、それ以外の過去問をひたすらに解いていきます。
1回分だけ残す理由は、後述します。
私の場合は出来なかった問題に印をつけて、その問題を何週もして解いていました。
1週目は印だらけで、2週目は印が少し減ってと言った感じで、試験の直前は印が多い問題を重点的に復習していました。
「前もやったのにもう忘れてる」と自分の記憶力の無さに直面しました(´Д` )
へこたれずに、繰り返し解いていきましょう。
過去問は繰り返して復習することが一番大切です!
❺ 試験1〜2週間前にとっておいた過去問1回分を実施
ある程度、過去問を解いていると「今の実力ってどれくらい?」と思うようになってきます。
そこで、残しておいた1回分を解くことで自分の立ち位置を再認識できます。
2週間前に解いて私は6割でした。
これまでは絶対不合格だったラインだったのが、合格ラインにかかるようになってきたと嬉しい気持ちになり、「あとは2週間でどれだけ伸ばせるか」と気持ちを高めていきました。
❻ とけたろうチャンネルを視聴
Youtubeのとけたろうチャンネルを視聴していました。
コメント欄では「このチャンネルのおかげで合格できた」という声が多数あり、私もその1人です。
もう少し前のステップで視聴しても良いかと思いますが、偶然私が出会ったのがこのタイミングでした。
私自身、各単元の理解はある程度出来ていたのですが、抜けている箇所を丁寧に埋めてくれる良い動画でした。
いきなり動画を視聴するよりかは、ある程度理解した段階で視聴した方が身になるかなと思います。
後は過去問と動画視聴を繰り返していました。
③ CBT方式で受験する時の注意点
所定の会場に行き、パソコンに表示される問題をパソコン上で解答する方式となります。
私は初めてのCBT方式での受験でしたので、注意点を共有したいと思います。
1. 問題数が少ない
紙ベースの試験(過去問)は34~35問でしたが、CBT方式では32問でした。
時間は90分で変わりがないので、ラッキーと思えるかもしれませんが、紙ベースの試験問題は大問に小問が2〜3個ついており、問題に流れがありましたが、CBTはほぼ大問1つのため、毎回問題文を読んで理解する時間が必要でした。
2. 問題の出し方がランダム(?)
紙ベースの試験はある程度、初めに箱ひげ図であったり、中間に確率、最後に検定のように流れがありましたが、CBTは大枠は一緒ですが、小枠の問題の出し方がかなりランダム(?)で「序盤にこんな問題出てくるの?」と動揺してしまいました。
3. 時間が足りない
問題文を読むのに時間がかかることや出題の仕方も紙ベースと異なるので、圧倒的に時間が足りなくなりました。
しかも最後の方の問題は選択なのに、数字を入力させる意味不明な仕様。(途中まではラジオボタン)
31問目は時間が足りずに選択肢絞ったところで回答し、当然最後の32問目が表示されて、試験終了。
32問目は無回答となってしましましたので、完全に落ちたと思いました。
試験終了後はパソコン上でアンケートに回答するのですが、「優秀賞になった場合、名前を公表して良いか」のような問があり「嫌味か・・・」と思いながら適当に回答。
アンケート終了後、結果が表示されて、なんと合格。
完全に落ちたと思っていたため、画面の前でしばらく固まってしまいましたw
今思えば、時間をかけても1問ずつ確実に解答したのが良かったのかなと思います。
④ まとめ
というわけで、私が統計検定2級に合格するまでの勉強方法とCBT方式の注意点を紹介しました。
結局のところ、過去問を繰り返し解くべしかなと思います。
CBT形式の問題は紙ベースと出題の仕方が微妙に異なりますが、充分合格することが出来ます。
後は気持ちも持ちようで、たとえ落ちたとしても死ぬわけでもないですし、CBT形式は1週間過ぎれば再受験できますので気楽な気持ちで受験しましょう!(私はそのように考えるようにしていました)
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
それでわ。